あふれた愛

あふれた愛:天童荒太

ささやかでありふれた日々の中で、たとえどんなに愛し合っていても
純粋すぎる弊害?純粋の悪い部分、残酷だったりする部分が痛々しい短編集



送り火

重松 清:送り火

9編の短いお話です。
富士見って言葉?私鉄の名前がキーになっていて
それぞれほんのりつながっている、ちょっぴり切ない話が中心です。

本の中のフレーズ?で
みんなで楽しむって事に、2種類あって
”みんなに自分を含める人と自分を含めない人の楽しみ方がある”
そんな感じのことが書いてあって、どきっとした
えらそうな感想だけど、本当にところどころどきどきした



人生に関する72章

人生に関する72章:藤原正彦
(『藤原正彦の人生案内』改題書 )

いろんな人が新聞に投稿して
それに藤原正彦が答える人生相談

いろんな人がいて
坊さんの癖に人種差別する父ちゃんに困る娘とか

気にしなくていいような細かいことにとらわれてしまっている人?
本人には大きいことだったり
隠喩だったりするのかな?

いろいろな相談事をしていて
藤原さんの見方で解説、解決方法を提案している

この人の考え方は一癖もふた癖もあるんで・・・好きになれない部分が多いけど
物の見方はすごく素敵に思う



青空の休暇

青空の休暇:辻仁成

真珠湾を爆撃した人たちが75歳になり
人生について考えてたときに
戦争は、自分は何者だったんだろうと考えるお話です。

年をとり、頑固者になって
独立した息子たちからは厄介者にあつかわれ、
最愛の人は死んでしまい
自分は何をしてきたんだろうと感がえ、自らが攻撃した真珠湾に行き
何かを見つけようとするお話です。

戦争とか人殺しって理屈もなく、だめなものはだめなんでしょう?
好きなものは理屈じゃなく、好きなものはすきなのかな?
理屈じゃなくて感情が大事で、何かを思い続けることも
きっと大事でその思いはきっと残る
そんなことを感じてしまいました。